エグ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田口利奈)は、日本初の「フェムケア・フェムテック専門」のブランディングコンサルティングサービスをローンチいたしました。
フェムテックとは?
Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、2012年にベルリンを拠点に生理周期管理アプリを手掛ける「Clue」を共同創業したドイツ人女性のイダ・ティンが提唱し始めたものです。
「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを指し、経産省の調査(※1)によると2025年には世界で5兆円規模の市場になると言われています。
女性特有疾患による日本の年間の経済損出は4,911億円(※2)にもなり、フェムテックによる女性健康課題の解決は、日本経済の発展においても必要不可欠です。
女性特有疾患による日本の年間の経済損出は4,911億円(※2)にもなり、フェムテックによる女性健康課題の解決は、日本経済の発展においても必要不可欠です。
フェムテックとフェムケアの違い
フェムテックと並んでよく耳にする言葉が「フェムケア」です。実は現状この2つの単語には明確な定義はありません。
産婦人科医院院長で『フェムテック 女性の健康課題を解決するテクノロジー』の著者である吉岡範人(よしおかのりひと)さんは、テクノロジーとして信用性の成立したものを「フェムテック」、そうでないものを「フェムケア」として商品やサービスの区別をするという見解を示しています。
つまり開発や研究を通して確かなデータがあるものは「フェムテック」そうではなくまだ開発途上のものを「フェムケア」とするものです。
今後さまざまな商品やサービスが展開される中で、国や関係機関によってルールづくりがされていき、そのルールに基づいたマーケティングが必要になってくると考えられます。
なぜフェムケア・フェムテックのブランディングは難しいとされるのか?
私たちは女性疾患に取り組むこの分野では、大きく2つの点で、ブランディングが難しいと考えています。
✔️女性課題はセンシティブな内容を含むため、ストレートに発信すると不快感を与えることがある
✔️薬機法など法的ルールを考慮した発信が求められる
まず前者においては、女性特有の課題を話す上で、精神的にも負担の大きい「妊活」や今までは話すことさえタブーとされてきた「陰部」の病気など、慎重に伝え方を考える必要があります。
また、後者に関しては医学的な知識や薬機法など、専門的な知識を踏まえた上でブランディングを考えていく必要があります。
フェムケア・フェムテックのブランディングのやり方
この業界でのブランディングでは、必ず上記のような課題を踏まえてコンセプトメイキングをしていく必要があります。
特に最近は大手企業も含め、多くの企業がこの業界に参入し始めているため、商品の機能的強みだけでなく、情緒的訴求での差別化が求められます。
エグ株式会社では、そういった競合他社との差別化やそもそもどのようにターゲットに商品・サービスを知ってもらうかなど、各分野で専門知識を持ったスタッフによる企業様の課題に合わせたご提案を初回無料で実施しております。
「良い商品を作っているのに買ってもらえない。」
「自社のリソースを使ってフェムテック商品を販売したい。」
「そもそもブランディングってどうやるの?」
こういった課題をお持ちの方は、ぜひ下記よりご連絡ください。
会社名:Aigue株式会社(エグ株式会社)
東京本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-8 第五スカイビル505
設立:2021年9月
事業内容: フェムテック専門のブランディング支援 / フェムテックブランドの運営
会社ホームページ:https://aigueinc.com/
(※1)経済産業省、『経済産業省のフェムテック推進について』
(※2)経済産業省ヘルスケア産業課、『健康経営における女性の健康の取り組みについて』
CREDIT
Writing:田口 利奈